今年の夏は異例の猛暑になりそうですね(;^_^A
気象庁発表の、8月・9月・10月の3ヶ月予報では、全国的に平年よりも高い見込みの猛烈な暑さとなりそうです。命にかかわる危険な暑さになるおそれがありますので厳しい酷暑日には、しっかりと水分補給して熱中症対策を心掛けたいですね!
長い夏、暑さ対策を万全にして行きましょう

(公財)東日本不動産流通機構の2025年6月の首都圏不動産流通市場動向によると、「首都圏既存中古マンションの成約件数が8ヶ月連続増加」しているようです。

前年同月比 | |||
成約件数 | 4,299件 | 31.9%上昇 | 8ヶ月連続で増加 |
成約平米単価 | 83.34万円/平米 | 6.9%上昇 | 62ヶ月連続上昇 |
成約価格 | 5,209万円 | 5.1%上昇 | 8ヶ月連続上昇 |
専有面積 | 62.50平米 | 1.7%上昇 | 7ヶ月連続上昇 |
在庫件数 | 44,428件 | 1.7%減少 | 14ヶ月連続で減少 |
築年数 | 26.96年 | 24.36年 26.71年(前月) | |
在庫状況 | 29.77年 | 29.99年 |

グラフを見てもお分かりのように、既存中古マンションの価格相場も新築と同様に上昇傾向が続いています。
少子高齢化の時代ですが、その影響は地域や物件の条件によって異なり、都心部では価格が高値安定、あるいは上昇傾向にあります!ここで気になるのは築年数が25年以上〜30年位と経っているマンションが多く、マンション全体の大規模修繕工事時期を迎えていることです。
そして、2025年問題!2025年には国民の3人に1人が65歳以上になり、4人に1人が75歳以上になると言われている超高齢化社会です!特にマンションでも「二つの老い」と言われる居住者とマンション建物の高齢化が進み大きな社会問題となっています!

そんな中、首都圏既存中古マンションで、・・・・・
大規模修繕工事を依頼する業者を決めるマンション住民の会議に、工事業者が住民になりすまして参加していたことが発覚した事件が社会問題としてニュースになりましたね。
工事業者が大規模修繕工事の受注を有利に進めるために、住民になりすまして会議に参加して、会議での発言や情報操作を通じて自社に有利なように誘導しようとしていたようです。
「二つの老い」を迎えている首都圏既存マンションでは同様なケースが相次いで発覚しているようです!

既存中古マンションの大規模修繕工事は、工事を受注するゼネコンさんにとって大きな利益をもたらす美味しい工事のようです!!美味しい工事だからこそ、「住民なりすまし男」を装ってまで大規模修繕工事を受注しようと捨て身の工作員を会議に忍び込ませるブラック企業の仕業です!マンション住民が隣近所のお付合いが少なく、顔も知らない人が多いという致命的な欠点をを狙った姑息な手段で許せない行為ですよね!
常日ごろから、マンション管理組合内で「修繕委員会」を作り、住民同士でのコミュニティを確立しておくのがよいでしょう!
大規模修繕工事会議へのマンション住民なりすまし男の進入を防ぐ対策としては、IDやパスワードの他に顔認証、公的証明書等、複数の証明書を組み合わせることが善策ですが、・・・住民を交えての「公開大規模修繕会議」の場を設けることが良いでしょうね

既存中古マンション流通市場では立地条件の良い物件は上昇傾向が続いています!
「マンションは管理を買え!」とも言われています。
マンション購入は人生における大きな買い物ですので後悔しないために、マンション住民の情報やコミュニティの雰囲気を把握して、管理組合制度や管理費・積立修繕費がいくらなのか、マンション全体の積立金がいくらプールされているかを確認して、大規模修繕工事を含む各修繕工事履歴も確認して置きたいですよね!
上昇傾向が続いている不動産市況だからと言って、決して焦らずに、ご自身にとって最適な購入のタイミングと無理のない資金計画を立て、慎重に検討して後悔のないマンション購入を実現しましょう